今日から10月(神無月)です。
今年はコロナコロナで、あっと言う間に残り3カ月となりました。
関東地方は天気が悪いけれど、今宵は
中秋の名月ですってよ~
(お月さまが見えるように、テルテル坊主?でも作るか・・・)

昨日ジュウガツザクラを見てきました。

ジュウガツザクラ
月桜)バラ科
十月桜は小さなお花で八重咲きです
1ジュウガツザクラ
小さくてかわいい桜です
2ジュウガツザクラ
3ジュウガツザクラ
昨日は満開でした。
4ジュウガツザクラ
5ジュウガツザクラ
6ジュウガツザクラ
7ジュウガツザクラ
近くにフユザクラも咲いていました(こちらは9月18日撮影)
フユザクラ
(冬桜)バラ科
8フユザクラ
十月桜よりも花も大きくて花びらも5枚です
9フユザクラ
10フユザクラ
9月から桜は咲いているんですよ~
11フユザクラ
9月18日・9月30日(水)撮影

人生は四季を巡る

 もうすぐこの世を去るというのに、
こんなにおだやかな気持ちでいられるのは、
春夏秋冬、四季の移り変わりのことを考えていたからです。

 春に種をまいて、夏に苗を植え、
秋に刈り取り、冬がくれば貯蔵する。
春と夏にがんばった分、
秋がくると農民は酒をつくって、
なんなら甘酒なんかもつくって、
収穫を祝い、どの村でも歓喜の声があふれます。
収穫期がやってきて、
きつい仕事がようやく終わった。
そんなときに、悲しむ人なんていないでしょう。

 私は三〇歳で人生を終えようとしています。
いまだ、なにひとつできたことはありません。
このまま死ぬのは惜しいです。
がんばって働いたけれど、
なにも花を咲かせず、実をつけなかった。

 ですが、
私自身のことを考えれば、
やっぱり実りを迎える時期がきたと思うんです。

 農業は一年で一回りしますが、
人の寿命というものは決まっていません。
その人にふさわしい春夏秋冬みたいなものが、
あるような気がするんです。
百歳で死ぬ人は百歳なりの四季が、
三〇歳で死ぬ人は三〇歳なりの四季があるということ。
つまり、
三〇歳を短すぎるというなら
夏の蝉と比べて、ご神木は寿命が長すぎる
というのと似たようなものじゃないかと思います。

 私は三〇歳で、四季を終えました。
私の実りが熟れた実なのか、
モミガラなのかはわかりません。
ですがもしあなたたちの中に、
私のささやかな志を受け継いでやろう
という気概のある方がいたら、
これほどうれしいことはありません。
いつか皆で収穫を祝いましょう。

 その光景を夢に見ながら、私はもういくことにします。

『覚悟の磨き方』
超訳・吉田松陰 編訳・池田貴将


アメジストセージ
シソ科
12アメジストセージ
広い公園の真ん中で毎年いっぱい咲きますよ~
13アメジストセージ
フワフワ~ホッコリ致します
14アメジストセージ
15アメジストセージ
ワンちゃん達が楽しそうです
16アメジストセージ
17アメジストセージ
秋空にヤッホ~!
18相模原公園
9月30日(水)県立相模原公園


今月も宜しくお願い致します