8月6日、広島市に原爆が落とされてから、75回目の原爆忌を迎えます。
二度と戦争をしない国に!絶対に!
二度と戦争をしない国に!絶対に!
クサギ
(臭木)シソ科
とてもいい香りが匂ってきます
クサギは雄性先熟で、
ー原爆の写真によせて―
石垣りん
あ、
この焼けただれた顔は
一九四五年八月六日
その時広島にいた人
二五万の焼けただれのひとつすでに此の世にないもの
とはいえ
友よ
向き合った互の顔を
もう一度見直そう
戦火の跡もとどめぬ
すこやかな今日の顔
すがすがしい朝の顔を
その顔の中に明日の表情をさがすとき
私はりつぜんとするのだ地球が原爆を数百個所持して
生と死のきわどい淵を歩くとき
なぜそんなにも安らかに
あなたは美しいのかしずかに耳を澄ませ
何かが近づいてきはしないか
見きわめなければならないものは目の前に
えり分けなければならないものは
手の中にある
午前八時一五分は
毎朝やってくる一九四五年八月六日の朝
一瞬にして死んだ二五万人の人すべて
いま在る
あなたの如く 私の如く
やすらかに 美しく 油断していた。
コメント
コメント一覧 (8)
半つる性なので木になるクサギとはやはり見た感じが違います。
においを嗅いだ事ないんですが”臭い”でなく”匂う”方なんですね👀
ボタンクサギはこちらにたくさんあるイソクラ(サンタンカ)と
よく似た感じですが花びらは4枚と5枚。
でもイソクラと同じ科のペンタスとは花びら5枚でよく似ています。
花は似てるけど葉で分けるんでしょうね。
昨日ベイルートで原爆のような爆発があって広島の原爆投下に重ねた人も多かったでしょう。
(何と薬品の貯蔵不備が原因らしいですけど)
2~3日前はアメリカの国境近くのショッピングモールで
”メキシコ人を殺す”と言って入ってきた人が23人を射殺した日。
戦争はもちろんだけど人種差別、テロが起こらない世の中になって欲しいものです。
徒然散歩
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南アルプス山麓を昨年9月初め歩いた時仮設の
橋からクサギの花が見えていてそれはいい香りでした。
この時が最初で最後でした。
今南アルプス山麓の道は災害で歩けないです。
花が白く蕾がピンクで可愛いかったです。
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花は自らの命をつないでくれる送粉虫の為にも花を咲かせるのです。例えばクサギが待つ送粉虫は蝶のような口吻の長い昆虫。ハナバチでも特に蝶の様に口吻が長く発達したスジボソフトハナバチを指名してクサギは訪花を待ちます。
自然界はそうやって工夫をしながら種を越え動植物の垣根を極限られた生物同士が越えてつながっていける絆を深め互いに生きていく努力を忘れません。
そんなスジボソフトハナバチは、クサギの種をつなぐために奔走し、自らの産卵は他のう・・・
花は自らの命をつないでくれる送粉虫の為にも花を咲かせるのです。例えばクサギが待つ送粉虫は蝶のような口吻の長い昆虫。ハナバチでも特に蝶の様に口吻が長く発達したスジボソフトハナバチを指名してクサギは訪花を待ちます。
自然界はそうやって工夫をしながら種を越え動植物の垣根を極限られた生物同士が越えてつながっていける絆を深め互いに生きていく努力を忘れません。
そんなスジボソフトハナバチは、クサギの種をつなぐために奔走し、自らの卵は他のハナバチの営巣に産卵し労働寄生によって種をつなぎます。世にも奇妙な実話なのです。
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