アカゲラ
最後にアカゲラを見たのはいつだったのだろう。
天気の悪い日にだったけれど、思いもかけない出会いに感激でした。
高い木の上だったので私のカメラではムリムリ!

1アカゲラ
おしゃれ帽子(赤)をかぶったイケメン君のようです
2アカゲラ
3アカゲラ
4アカゲラ
虫さんいますか?
5アカゲラ
シメシメ、見~つけ!  この木傷ついているのかなぁ~?
6アカゲラ
パクリ!
7アカゲラ
こちらを覗いて、ポーズしてくれました。
8アカゲラ
9アカゲラ
12月13日(金)撮影


ゆずり葉

河井酔茗

 

 子供たちよ。

これはゆずり葉の木です。
このゆずり葉は
新しい葉が出来ると
入り代わってふるい葉が落ちてしまうのです。

こんなに厚い葉
こんなに大きい葉でも
新しい葉が出来ると無造作に落ちる
新しい葉にいのちをゆずって――。

子供たちよ
お前たちは何をほしがらないでも
すべてのものがお前たちにゆずられるのです。
太陽のめぐるかぎり
ゆずられるものは絶えません。

かがやける大都会も
そっくりお前たちがゆずり受けるのです。
読みきれないほどの書物も
みんなお前たちの手に受け取るのです。
幸福なる子供たちよ
お前たちの手はまだ小さいけれど――。

世のお父さん、お母さんたちは
何一つ持ってゆかない。
みんなお前たちにゆずってゆくために
いのちあるもの、よいもの、美しいものを、
一生懸命に造っています。

今、お前たちは気が付かないけれど
ひとりでにいのちは延びる。
鳥のようにうたい、花のように笑っている間に
気が付いてきます。

そしたら子供たちよ、
もう一度ゆずり葉の木の下に立って
ゆずり葉を見る時が来るでしょう。

 『花鎮抄』より 

ユズリハ
(譲葉)ユズリハ科

新しい葉が成長すると古い葉が落ちることから

「譲る葉っぱ」、それが「譲葉」になった。古名はユズルハです。

お正月には子孫の連続を象徴するダイダイの実やユズリハの葉、

誠実・清廉潔白を象徴するウラジロの葉をお飾りにしたのを覚えています。

子供の頃は父の作ったお飾りを玄関に飾ってお正月を迎えました。


11ユズリハ
12ユズリハ
13ユズリハ
14ユズリハ
15ユズリハ
16ユズリハ



時節柄ご自愛くださいませ